将棋ウォーズのアカウントを作り直したい人へ|手順・注意点・再登録方法を解説

将棋ファンにとって手軽に対局できるアプリ「将棋ウォーズ」は、初心者から上級者まで幅広いユーザーに愛されています。しかし、中には「一からやり直したい」「過去の対局成績をリセットしたい」と考え、アカウントの作り直しを検討する方もいるのではないでしょうか?

この記事では、「将棋ウォーズ アカウント 作り直し」というテーマで、作成から再登録までの流れや注意点、作り直しがうまくいかない場合の対処法まで詳しく解説していきます。初心者の方にもわかりやすいよう丁寧に説明していますので、安心して読み進めてください。

目次

将棋ウォーズのアカウント作り直しは可能?可能です

将棋ウォーズでは、アカウントの作り直しは基本的に自由に行うことができます。

ただし、過去のデータは引き継げないため、慎重に判断する必要があります。

公式にアカウント削除はできる?

将棋ウォーズの公式アプリでは、アカウントの「完全削除」は原則としてできません。というのも、利用規約上、棋譜や成績の不正操作やリセットによる段位の乱用を防ぐため、プレイヤーID(ウォーズID)は一意に紐づけられ、サーバー側で保管されているからです。

そのため、「アカウントを削除して作り直す」というよりは、「新しく別のアカウントを作成する」ことで対応するのが現実的な方法になります。

複数アカウントは規約違反になる?

将棋ウォーズの利用規約では、明確に「複数アカウントの作成」を禁止していません。ただし、同一人物が複数アカウントを利用してレートを操作する、イベントで有利に働かせるといった行為は、運営の判断で警告・BAN(停止)される可能性があります。

普通に遊ぶ分には問題ないですが、誠実なプレイを心がけましょう。

将棋ウォーズアカウントを作り直す方法と手順

将棋ウォーズで新たにアカウントを作成するには、いくつかの手順を踏む必要があります。

スマホの設定やアプリのインストール状況によって操作方法が異なるため、順を追って確認していきましょう。

1. 現アカウントのログアウト手順

まず現在使用しているアカウントからログアウトする必要があります。ログアウトの手順は以下のとおりです:

操作手順内容
ホーム画面右上のメニューをタップ
「設定」または「アカウント情報」を選択
「ログアウト」ボタンをタップ

ログアウトするとアカウントの進行状況は保存されたままですが、次回以降ログインしなければアクセスされません。

2. 新しいメールアドレスやSNSで再登録

ログアウト後は、まったく新しい情報で再登録を行う必要があります。将棋ウォーズでは以下の方法で新規登録できます:

  • メールアドレス+パスワード
  • Googleアカウント連携
  • Apple ID連携
  • Twitter(X)連携

いずれかを用い、以前とは異なるアカウント情報を使って登録することが重要です。GoogleやApple IDなど、使っていない連携先があるなら活用しましょう。

3. ユーザー名・アイコンを設定する

再登録後は、ニックネームやアバター(棋士・キャラ)を再設定できます。なお、以前と同じ名前を使うと他人からの誤解を招く可能性があるため、新しい名前に変えることをおすすめします。

将棋ウォーズアカウント作り直し時の注意点

将棋ウォーズのアカウントを作り直す際には、いくつかの注意点をしっかりと把握しておく必要があります。うっかりすると大切なデータが消えてしまったり、作り直したはずのアカウントがうまく登録できなかったりと、トラブルになることもあります。以下で代表的な注意点を詳しく解説していきます。

1. 同じ端末での再登録はデータの上書きに注意

スマートフォン1台で、元のアカウントをログアウトした後に再登録を行う際、アプリ内に旧データが残っていると、新アカウントの作成時にうまく紐づけができず、不具合が起きる場合があります。とくに注意したいのが、以下の点です。

  • キャッシュの削除:iPhoneやAndroidの設定からアプリのキャッシュを削除しておくと、クリーンな状態で始められます。
  • ログアウト後、アプリ再起動:ログアウト後にアプリを一度終了し、再起動してから再登録することで、情報の混在を防ぎやすくなります。

2. 有料課金アイテムや特典は引き継げない

将棋ウォーズでは課金により「プレミアム会員」や「スタミナ増加」「段位認定」などの特典を得られます。しかし、アカウントを作り直した場合、これまでの課金履歴は新アカウントには引き継がれません。

つまり、新アカウントで再度課金しない限り、特典や購入済みのアイテムは利用できなくなります。

[重要] もし過去のアカウントで多く課金していた場合は、作り直す前に「本当に作り直す必要があるのか」を慎重に判断してください。

3. 段位・勝率・棋譜もすべてリセットされる

将棋ウォーズでは、段位(級位)や勝率、戦績、過去の棋譜といったすべてのデータがアカウントに紐づいています。アカウントを新たに作り直すことで、これらはすべて初期状態にリセットされます。

たとえば:

データ旧アカウント新アカウント
段位三段10級(初期)
勝率62.5%0%から再スタート
棋譜過去200局0局

特に「段位をリセットしたい」という理由で作り直す方もいますが、失う情報も多いため、慎重に考えることが重要です。

4. SNS連携の重複利用はできない

新アカウントを作成する際、同じTwitter(X)アカウントやGoogleアカウント、Apple IDを使って再登録しようとすると、「すでに登録済みです」と表示されることがあります。これは、ひとつのSNSアカウントに対して、将棋ウォーズでは1アカウントしか連携できないという仕様によるものです。

再登録する際は、以下のように新しいSNSアカウントを用意するのが現実的です。

  • 新しいGoogleアカウントを作成
  • 別のApple IDを利用(iPhone端末ではやや手間がかかる)
  • サブのTwitter(X)アカウントを連携させる

あるいは、メールアドレス+パスワードの組み合わせで登録することで、SNS連携の制限を回避する方法もあります。

5. プレイヤーネームの重複と印象にも注意

アカウント作り直し後、前回と同じニックネーム(ユーザー名)を使いたくなる方も多いかもしれませんが、一部の名前はすでに使用済みとして登録できない場合があります。

また、まったく同じ名前で登録すると、旧アカウントの印象をそのまま引き継いでしまう恐れがあり、新鮮なスタートという意味ではあまりおすすめできません。

6. チェスモードやイベント履歴もリセットされる

将棋ウォーズでは通常対局のほかに「10秒将棋」や「チェスモード」「大会・イベント」が開催されることがあります。これらの進行状況や報酬もアカウントに紐づいているため、作り直しによってすべてリセットされます。

中には参加条件を満たさなければ再度出場できないイベントもあるため、再登録の前に注意点をよく確認しておきましょう。

将棋ウォーズアカウントを作り直す理由とよくある動機

将棋ウォーズをプレイしていると、「アカウントを作り直したい」と思うタイミングが訪れることがあります。これは初心者だけでなく、ある程度対局を重ねてきた中級者や上級者にも共通する悩みです。このセクションでは、実際によくある作り直しの理由や背景を解説しながら、それぞれの動機が妥当かどうかを一緒に検討していきましょう。

1. 段位(級位)をリセットしたい

最も多い理由が「段位や勝率をリセットしたい」というものです。将棋ウォーズでは、初期登録時は10級スタートとなり、勝ち続けることで段位が上がっていきます。しかし、以下のような場面で段位をリセットしたくなることがあります。

  • 初心者の頃に対局しすぎて、勝率が著しく低下してしまった
  • 実力より高すぎる段位になり、勝てなくなった
  • 連敗が続いてモチベーションが下がった

特に「級位〜初段」帯でこうした悩みは多く、10級から再スタートして徐々に上達を感じたいという声もあります。

【補足】将棋ウォーズの段位制度は連勝・連敗による影響が大きいため、一度崩れると戻すのが難しく感じる人も多いです。

2. サブアカウントとして新しいプレイスタイルを試したい

中〜上級者になると、「別の戦法をメインにしたアカウントを作りたい」と考えることもあります。たとえば以下のようなケースです。

元のスタイル新アカウントで試すスタイル
居飛車党振り飛車に挑戦したい
急戦メイン持久戦を学びたい
ノーマル戦法奇襲戦法(鬼殺し・石田流)を試したい

メインアカウントでは段位や勝率を意識しすぎて挑戦しづらい戦法でも、サブアカウントなら気軽に試せるというメリットがあります。特に研究目的の上級者には人気の方法です。

3. SNSアカウントの変更に伴う再登録

GoogleアカウントやTwitter(X)など、連携アカウント自体が使えなくなった場合、将棋ウォーズのログインもできなくなることがあります。たとえば:

  • Twitterアカウントを削除・凍結された
  • メールアドレスを変更した
  • 機種変更によりApple IDが切り替わった

こうしたケースではやむを得ず、新しいアカウントを作り直さなければならなくなります。

4. 旧アカウントで不具合・ログイン障害が起きた

将棋ウォーズではまれに、アプリのアップデートやサーバートラブルによって、アカウントにアクセスできなくなることがあります。

  • ログインしようとしてもアカウントが見つからない
  • 盤面が表示されず、対局できない
  • サーバーに接続できずにスタミナが無駄になる

運営に問い合わせても解決しない場合は、最終手段として新規アカウント作成に踏み切るケースもあります。

5. 気分を一新して再スタートしたい

「名前を変えたい」「プロフィールをリセットしたい」といった、気分転換目的でアカウントを作り直す方もいます。これは特に長年プレイしているユーザーに多く、以下のような声が見られます。

  • 昔の自分の棋風を捨てたい
  • 新しい名前で心機一転したい
  • 過去の記録に縛られたくない

こうした場合は、これまでの戦績や課金を捨てる覚悟が必要ですが、精神的にリフレッシュできるというメリットも大きいです。

6. 子ども用・家族用アカウントの作成

最近では、将棋を家族で楽しむケースも増えており、子どもに別アカウントを作ってあげる親も多いです。特に注意すべき点として、1つの端末に複数のアカウントを共存させるのは難しいため、別端末または複数のブラウザ環境を用意するのがベストです。

7. 将棋配信・YouTube用の対局アカウントを分けたい

YouTubeやTwitchなどで将棋ウォーズの対局配信を行う場合、本名や個人情報が表示されるメインアカウントではなく、配信用のアカウントを作ることで安心して公開できます。

実際に多くのYouTuberが、配信専用アカウントを利用しています。段位別・戦法別でアカウントを使い分けるのが一般的です。

このように、将棋ウォーズのアカウント作り直しには多様な動機があります。ただし、いずれの理由においても、データの損失や課金履歴の引き継ぎ不可などのリスクをしっかりと理解した上で行うことが大切です。

将棋ウォーズアカウントを作り直す際の注意点【復習まとめ】

将棋ウォーズのアカウントを作り直すことには様々な理由がありますが、それと同時に慎重に確認しておきたい注意点も数多く存在します。このセクションでは、アカウント作り直しの際によくあるトラブルや確認事項を整理し、後悔しないためのチェックリストとしてまとめます。

1. 過去のデータは一切引き継げない

将棋ウォーズでは、アカウントに紐づく棋譜・段位・称号・課金履歴は一切移行不可です。

  • 棋譜の保存がされない(ログインできなくなると観覧不可)
  • 段位・勝率のデータも完全リセット
  • 購入したスタンプや特別対局券、段位認定なども無効

これらを失っても構わないと判断できる場合にのみ、作り直しを検討すべきです。

2. 同一端末での複数アカウント運用は非推奨

将棋ウォーズは1台の端末に対して1アカウントの運用が基本です。ログアウト・ログインの切り替えを頻繁に行うことで一時的に複数アカウントを切り替えることもできますが、下記のようなリスクがあります。

  • アカウントの誤削除・ログイン不能
  • キャッシュの問題で起動不良
  • サーバーエラーが発生する可能性

どうしても複数アカウントを持ちたい場合は、別端末やPCブラウザでの併用が推奨されます。

3. 不正行為とみなされるケースに注意

たとえば以下のような行為は、将棋ウォーズの規約に抵触する可能性があります。

行為リスク
同一人物が複数アカウントで対局し、順位戦や大会に参加BAN対象になる場合あり
複数端末を用いた段位上げのための八百長行為明確な不正行為として処分対象
他人のアカウントを使って対局利用規約違反に該当

アカウント作り直しは正当な理由で行う分には問題ありませんが、意図的な勝率操作や大会荒らし目的での使用は厳しく制限されています。

4. SNSアカウントとの連携を忘れずに

将棋ウォーズでは、ログイン手段として以下が使えます。

  • Twitter(X)
  • Apple ID(iOS)
  • Googleアカウント
  • 将棋ウォーズ独自ID(メール認証)

【重要】アカウント作成後は、必ずSNS連携やメール認証を行っておくことを推奨します。万一端末変更やアプリ再インストールの際に、ログイン情報がないとアカウントが復旧できなくなるためです。

5. 新しいアカウントで段位を上げるには時間がかかる

再スタートした場合、段位はまた10級からスタートになります。特に3切れ・10秒・10分といった時間設定別での段位はそれぞれ独立してカウントされるため、元のアカウントに戻るにはある程度の労力が必要です。

【対策】一度作り直す前に「本当に戻したい理由なのか」を見直しましょう。

6. 将棋ウォーズ プレミアムの課金情報も移行不可

プレミアム機能(月額550円・年額4900円など)はアカウントに紐づいて課金されているため、アカウントを変更すると再度購入が必要になります。

  • 過去の段位認定証明書なども再発行不可
  • 対局数制限の解除や棋神の回数などもリセット

「課金していたのに、うっかり再登録して損した…」ということがないよう、慎重に手続きを進めましょう。

7. 名前の重複・使いまわしはできない

将棋ウォーズでは、ユーザー名(ニックネーム)は基本的に**一意(ユニーク)**でなければ登録できません。旧アカウントを削除しても、しばらく名前が解放されないこともあるため、新しい名前の用意が必要です。

まとめ:アカウントを作り直す前に、以下を確認!

最後に、将棋ウォーズのアカウント作り直し前にチェックすべき項目を表にまとめました。

チェック項目確認済
データが完全にリセットされることを理解しているか
引き継ぎできない課金要素があることを理解しているか
SNSやメール連携を行っているか
同一端末での多重ログインに制限があることを理解しているか
再スタートに伴う手間や時間を許容できるか

このように、アカウントを作り直すのは慎重さが求められる作業です。しかし、目的や戦略を持ってリスタートすれば、また新しい将棋ライフを楽しむことができるでしょう。

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