将棋ウォーズで勝てる戦法10選|初心者が覚えるべき戦い方とコツ

将棋ウォーズは、スマホやパソコンで気軽に将棋が楽しめる人気アプリです。

3分や10秒といった短い持ち時間の対局が多いため、通常の将棋と同じ感覚で指すと負けやすいのが特徴です。

実は将棋ウォーズでは、早指しに強い戦法を選ぶだけで勝率がぐっと上がります。

特に初心者は、囲いを作りながら攻めるバランス型や、奇襲気味に早く攻める戦法が向いています。

この記事では、将棋ウォーズの特徴と、初心者が勝つために覚えておくと便利な戦法を詳しく解説します。

対局でよく見かけるうざい戦法への対策や、上達のためのコツも紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

将棋ウォーズの特徴と他の将棋アプリとの違い

将棋ウォーズは、他の将棋アプリや将棋道場とは少し違った特徴があります。

まずはウォーズの基本情報と独自の特徴を押さえておきましょう。

短時間対局が中心

将棋ウォーズの最大の特徴は、短い時間設定で対局できることです。

選べる持ち時間は「3分切れ負け」「10分切れ負け」「10秒将棋」の3種類です。

特に人気なのは3分と10秒です。3分将棋では、一局が5分以内で終わることもあり、忙しい人でも気軽に楽しめます。

ただし短時間なので、守りを整える時間がなく、相手の攻めを受けきれずに負けてしまう初心者が多いです。

時間切れ負けも多く、序盤から積極的に指す戦法が有利です。

一方、将棋クエストや81Dojoは持ち時間10分や30分が主流で、じっくり戦うことができます。

ウォーズは「早指し特化」のアプリ、と覚えておきましょう。

AIが対局を分析してくれる

将棋ウォーズでは、対局が終わると自動でAIが形勢を評価してくれます。

自分の悪手や疑問手が一目でわかり、どの局面で形勢が逆転したかがわかるので復習に便利です。

他のアプリや道場だと、対局後の振り返りは自分で考える必要がありますが、ウォーズは初心者でもすぐに改善ポイントが見つかるのが魅力です。

たとえば「この歩を突いたのが悪かった」「この角交換が損だった」など、具体的な反省ができます。

この機能のおかげで、ウォーズで練習しながら上達する人が増えています。

攻め重視の戦法が多い

ウォーズでは、守りを重視する戦法よりも攻めを優先する人が圧倒的に多いです。

これは持ち時間が短いため、ゆっくり囲っていると時間切れになったり、攻められっぱなしで終わるからです。

そのため、矢倉や穴熊のような重い囲いよりも、四間飛車や右四間、原始棒銀などの「速攻型」「奇襲型」がよく使われます。

奇襲戦法も多いので、定跡通りに指しているつもりでも、いきなり崩されることがあります。

ウォーズ特有の戦法傾向を知るだけでも、「またこれか」と心構えができますし、冷静に対応しやすくなります。

初心者でも始めやすい

将棋ウォーズは登録が簡単で、操作もシンプルなので誰でもすぐ始められます。

段位認定もあるので、モチベーションを持ってプレイできますし、実際にアカウントを作ってすぐに指し始める人が多いです。

プレイヤー層も広く、将棋を覚えたての初心者や、長年ブランクのあった人も多く参加しています。

そのためレベルが幅広く、いろいろな戦法を試すチャンスがあります。

ここまでのポイントを表にまとめます。

特徴内容
持ち時間短い(3分・10分・10秒)
攻め重視の傾向急戦や奇襲が多く、守りが薄い戦法も多い
AI分析対局後に形勢や悪手がわかり、復習がしやすい
登録・操作が簡単初心者や復帰組でもすぐ始められる

短時間で決着がつくのが楽しい一方で、しっかりした戦法を選ばないと負けやすいのがウォーズです。

将棋ウォーズでよく見かける定番戦法

将棋ウォーズでは、短時間で勝負がつく戦法が多く使われます。

よく登場する定番戦法を知っておくと、相手の狙いがわかり、対応しやすくなります。

四間飛車

四間飛車は、振り飛車戦法の中で最も有名です。

飛車を自陣の左側に振り、中央からの攻めを防ぎながら反撃します。

この戦法の特徴は、守りと攻めのバランスが良いことです。玉を美濃囲いにして守りを固めつつ、飛車で相手の攻めを受けてから反撃します。

初心者でもすぐに形が作れるので人気があります。特に3分切れ負けでも十分戦える戦法です。

ポイント

  • 美濃囲いで玉を守る
  • 飛車は4筋(左側)で待機
  • 相手の急戦には銀で受ける

四間飛車に慣れてくると、より高度な「四間飛車ミレニアム」にも発展させられます。

右四間飛車

右四間飛車は、飛車を右側に回し、銀や角と一緒に速攻を仕掛ける戦法です。

相手が囲いを作る前に攻め切ることが狙いで、早指しの将棋ウォーズにぴったりです。

右側で戦いが起こるので、玉が近く危険なように見えますが、速さと破壊力で押し切れます。

ポイント

  • 銀と飛車を右側に並べる
  • 角をうまく活用して相手の守りを崩す
  • 短期決戦向きなので、守りすぎない

相手が矢倉や穴熊を狙っている場合には特に有効です。

居飛車急戦

居飛車急戦は、玉を囲わずに一気に攻める戦法です。

相手が囲いを作るのを待たず、飛車先を交換してすぐに攻めかかります。

短時間対局では、じっくり囲う時間がありません。そんな時、この戦法は効果を発揮します。

ただし、受けを間違えるとこちらが崩れてしまうので、読みが重要です。

ポイント

  • 飛車先の歩をすぐに交換
  • 玉は最小限の囲い
  • 相手の囲いが完成する前に勝負

中飛車

中飛車は、飛車を中央に構えて戦う戦法です。

中央を支配しやすく、相手の囲いに応じて柔軟に攻めや守りを切り替えられます。

美濃囲いとも相性が良く、安定しているため初心者にもおすすめです。

ポイント

  • 飛車は中央(5筋)に配置
  • 玉は美濃囲い
  • 銀や角の使い方で戦い方が変わる

矢倉

矢倉は、堅く玉を囲いながら中央を重視する戦法です。

時間に余裕のある10分将棋などでは有効ですが、3分や10秒では間に合わないこともあります。

ポイント

  • 玉を2段目に移動して金銀で囲う
  • 中盤から中央突破を狙う
  • 時間管理が大切

矢倉は形が完成すれば非常に強いので、じっくり戦うのが得意な人に向いています。

原始棒銀

原始棒銀は、銀と歩を一直線に進めるだけのシンプルな戦法です。

初心者でも覚えやすく、知らない相手には刺さります。

ただし、対策を知っている相手には簡単に防がれてしまうので、使いどころが重要です。

ポイント

  • 銀をまっすぐ前に出す
  • 飛車と連携して突破
  • 守りが薄いので速攻が必要

よく見かける戦法の比較表

戦法名攻めの速さ守りの堅さ難易度
四間飛車普通高い低い
右四間飛車速い普通
居飛車急戦速い低い
中飛車普通高い
矢倉遅い高い高い
原始棒銀速い低い低い

将棋ウォーズでは、速く攻められる戦法が人気です。

自分がどの戦法に向いているかを見つけ、1つをしっかり覚えると勝率が上がります。

初心者におすすめの戦法ランキング

将棋ウォーズでは、短時間で勝負が決まることが多いため、初心者向きの戦法も限られます。

ここでは、初心者が実戦で使いやすく、勝率を上げやすいおすすめの戦法をランキング形式で紹介します。

第1位 中飛車左穴熊

中飛車左穴熊は、守りと攻めのバランスがとれた非常に強い戦法です。

中央(5筋)に飛車を置き、左側に玉を穴熊囲いにして徹底的に守ります。

中央から相手陣を崩しつつ、自陣の玉は安全なので、安心して攻められるのが魅力です。

初心者におすすめの理由

  • 攻めがシンプルで覚えやすい
  • 玉が堅いので逆転負けしにくい
  • 中央を抑えることで相手の自由を奪える

中飛車左穴熊の形を覚えると、中飛車全般に強くなれるため、長期的に役立ちます。

ポイント

  • 玉は左側に寄せて穴熊
  • 飛車は中央
  • 角を活用して攻めを組み立てる

短時間対局でも強く、初心者が一気に強くなれる戦法です。

第2位 右四間飛車

右四間飛車は、素早く攻める戦法の代表格です。

右側で戦うため、相手の囲いが完成する前に勝負を決めやすいのが特徴です。

矢倉や居飛車穴熊を狙うときに特に有効です。

初心者におすすめの理由

  • 攻め方が分かりやすい
  • 短時間で勝負をつけられる
  • 守りの形も簡単

ポイント

  • 飛車と銀を右側に並べて攻める
  • 相手の金銀が動く前に突き崩す
  • 攻めのペースを落とさない

右四間は攻める楽しさを学べるので、将棋の面白さが実感できる戦法です。

第3位 四間飛車ミレニアム

四間飛車ミレニアムは、四間飛車の派生戦法です。

四間飛車と美濃囲いの安定感に加え、急戦への強さが増しています。

相手が急戦を仕掛けてきても守りが崩れにくいのがポイントです。

初心者におすすめの理由

  • 美濃囲いの進化形で覚えやすい
  • 守りが強いので落ち着いて指せる
  • 急戦にも対応しやすい

ポイント

  • 玉を深く囲うことで安全性が高い
  • 攻めは四間飛車のまま柔軟に
  • 相手の攻めをいなして反撃する

相手の急戦が怖い初心者に特に向いている戦法です。

第4位 藤井システム

藤井システムは、矢倉破りの代表的戦法です。

玉をしっかり守りながら、相手の矢倉を崩すための構えが組まれています。

破壊力が非常に高く、相手が矢倉を組むなら迷わず使いたい戦法です。

初心者におすすめの理由

  • 攻めのパターンが決まっていて覚えやすい
  • 攻めが強烈で勝ちやすい
  • 守りの形も崩れにくい

ポイント

  • 振り飛車から発展させる
  • 玉の位置を工夫して攻めに転じる
  • 矢倉にしか効かないので相手を見極める

使う場面は選びますが、決まればとても気持ちいい戦法です。

第5位 対エルモ囲い急戦

最近流行している「エルモ囲い」に強い急戦策です。

玉の位置が浅いエルモ囲いに対して、素早く攻めることで相手に時間を与えません。

初心者におすすめの理由

  • 現代将棋にも対応できる
  • 攻めのスピードがある
  • 流行に乗れるので楽しめる

ポイント

  • 相手がエルモ囲いにしたら即急戦
  • 銀や飛車を早く前に出して崩す
  • 相手の囲いが完成する前に決着をつける

最新の戦法を学びたい人には特におすすめです。

おすすめ戦法の比較表

戦法名攻めやすさ守りの強さ難易度向いている人
中飛車左穴熊高い高い安定した勝ちを狙いたい人
右四間飛車とても高い普通攻めるのが好きな人
四間飛車ミレニアム普通とても高い守りを重視したい人
藤井システム高い高い高め矢倉相手に強くなりたい人
対エルモ囲い急戦高い普通最新戦法を覚えたい人

初心者は、まず1つの戦法を決めて、同じ形を何度も練習するのが大事です。

紹介した戦法から、自分の性格や得意な形に合うものを選んでみてください。

将棋ウォーズでよく見かけるうざい戦法と対策

将棋ウォーズでは、通常の定跡とは違う「奇襲戦法」や「見慣れない戦法」をよく見かけます。

こうした戦法は対応を知らないと一方的にやられてしまい、負けた後に「うざい…」と感じやすいものです。

ですが、どれも対策を知っていれば冷静に対応できるので安心してください。

ここでは、ウォーズで特に多い「うざい戦法」とその対策を紹介します。

鬼殺し

鬼殺しは、序盤から角道を開けずに桂馬を跳ね出し、銀や歩を使って速攻を仕掛ける戦法です。

囲いを作る暇を与えずに攻めてくるので、初心者が一番「うざい」と感じる戦法かもしれません。

なぜうざいのか

  • いきなり桂馬が跳ねてくる
  • 攻めの狙いが読みにくい
  • 囲う前に潰されることもある

対策

  • 角道を開けておき、角で桂馬を狙う
  • 無理に受けずに中央突破を狙う
  • 玉の囲いを後回しにして攻めを受ける

鬼殺しは、守りが薄い戦法でもあります。

慌てずに守りながら反撃すれば十分勝てます。

筋違い角

筋違い角は、序盤で角を本来の位置とは違う場所に打ち込み、相手の囲いを崩しにかかる戦法です。

序盤から玉頭を狙われるため、初めて当たると「何をすればいいのかわからない」と混乱しやすいです。

なぜうざいのか

  • 角の利きが不気味
  • 飛車の活用が難しくなる
  • 中盤まで気が抜けない

対策

  • 角の利きに注意して玉の位置を決める
  • 銀や歩で角を追い払い、自陣を整える
  • 無理に攻めず形を整える

筋違い角は変則的ですが、序盤の損得がはっきりするので、冷静に対応すれば有利に戦えます。

ゴリゴリ金

ゴリゴリ金は、金を前線に出して守りを無視して攻める強引な戦法です。

見た目がインパクト大で、こちらの守りを突破されるとストレスが溜まります。

なぜうざいのか

  • 金の使い方が普通じゃない
  • 駒損覚悟で攻めてくる
  • 守りが崩されると厄介

対策

  • 金が上がってきたら、逆側から攻める
  • 金が動いた後の薄い守りを狙う
  • 無理に受けずにカウンターを狙う

ゴリゴリ金は攻めが単調なので、動きを見極めて対応すれば怖くありません。

風車戦法

風車戦法は、飛車・角・銀・玉を斜めに並べる独特な形の戦法です。

意味がわからず戸惑う人も多く、ペースを崩されやすい戦法です。

なぜうざいのか

  • 形が不気味
  • どこから攻めてくるかわからない
  • 玉の位置が読みづらい

対策

  • 自陣の形を崩さずに攻める
  • 玉の位置を見極めて攻める
  • 飛車の利きを遮断する

風車戦法は見た目ほど強くないので、冷静に指せば大丈夫です。

カニ囲いからの早仕掛け

カニ囲いは、玉を金銀で横に挟む軽い囲いです。

この形のまま早く仕掛けてくる人が多く、こちらが囲う前に攻められると対応しにくいです。

なぜうざいのか

  • こちらが囲う暇がない
  • 軽い形なので見えにくい
  • 攻めが早い

対策

  • 玉を早く囲い、受けやすくする
  • カウンターを狙って無理に受けない
  • 中央突破を視野に入れる

カニ囲いは軽い分、反撃には弱いので、時間をかければ有利です。

うざい戦法と対策のまとめ

戦法名うざい理由簡単な対策
鬼殺しいきなり攻められる角道を開けて反撃
筋違い角角の利きが不気味銀や歩で追い払い自陣整備
ゴリゴリ金守りを無視した強引な攻め守りの薄さを狙ってカウンター
風車戦法形が不気味で読みづらい飛車の利きを遮断して攻める
カニ囲い早仕掛け囲う前に攻められる囲いを早く作り中央突破を狙う

ウォーズのうざい戦法は、慣れれば怖くありません。

「知っているだけ」で気持ちが楽になるので、ぜひ試してみてください。

初心者が将棋ウォーズで勝つための3つのコツ

将棋ウォーズでなかなか勝てずに悩む初心者は少なくありません。

いくら戦法を覚えても、基本的な考え方や心構えができていないと、すぐに負けてしまいます。

ここでは、初心者がまず意識すべき「勝つための3つのコツ」を詳しく解説します。

囲いを最優先で整える

将棋は玉が取られると負けるゲームです。

どれだけ攻めても、玉が無防備だと逆転負けすることが多いです。

特にウォーズでは短時間で対局が進むので、囲いができていないまま攻めてしまい、玉頭から突破されるパターンが多発します。

なぜ囲いが大事か

  • 玉が安全だと、心に余裕が生まれる
  • 簡単に詰まなくなるので逆転されにくい
  • 攻めの手順に集中できる

初心者がまず覚えるべき囲いは、美濃囲いです。

特に四間飛車や中飛車に組み合わせると、シンプルで強い形になります。

居飛車なら舟囲いや金無双もおすすめです。

囲いの例と特徴

囲い名特徴向いている戦法
美濃囲い簡単・早い・安定振り飛車
舟囲い組みやすいが堅さはそこそこ居飛車
金無双玉の位置が深く堅い居飛車
左穴熊最強クラスの守り振り飛車
矢倉厚みがあり中央に強い居飛車

特に美濃囲いは、簡単に組めて初心者にも人気があります。

まずは「囲いを完成させるまで攻めない」くらいの意識で練習すると、勝率が上がります。

戦法を1つに絞って極める

初心者が陥りやすいのが「いろいろな戦法を試しすぎる」ことです。

対局のたびに戦法を変えていると、どれも中途半端になってしまい、形も覚えられず負けやすくなります。

なぜ1つに絞ると強くなるのか

  • 形を覚えると迷わず指せる
  • 序盤の手順が自然に身につく
  • 中盤・終盤の狙いが分かる

最初におすすめなのは、四間飛車か中飛車です。

どちらも形がシンプルで、守りも攻めも安定します。

四間飛車なら美濃囲いを組むだけで形ができ、相手がどう来ても柔軟に対応できます。

中飛車なら中央を制して、相手にやりたいことをさせずに攻められます。

おすすめの戦法と囲いの組み合わせ

  • 四間飛車+美濃囲い
  • 中飛車+左穴熊
  • 右四間飛車+金無双

1つの戦法を100局くらい繰り返し使うと、自然と手順が身について勝てるようになります。

AIの棋譜分析で反省・改善をループする

どんな戦法でも、最初は負けるものです。

ただ、負けた理由を理解し、次に活かせる人はすぐに強くなります。

ウォーズにはAIがついていて、対局後に「形勢判断」と「悪手」を教えてくれます。これを活用しない手はありません。

AIで見るべきポイント

  • どの手で形勢が逆転したか
  • 不要な手(悪手)がどこか
  • 終盤で見落とした詰みや寄せ

対局が終わったら必ずAIの分析を見て、次はその失敗をしないように意識する。

このサイクルを繰り返すだけで、初心者はすぐに段位者レベルまで成長できます。

初心者にありがちな悪手例

  • 序盤で玉を囲わずに攻める
  • 飛車や角を早く交換しすぎる
  • 不要な歩を突いて駒がばらける

これらも、AIが指摘してくれるので分かりやすいです。

初心者が勝つために意識するべき3つのポイントは以下です。

コツ内容
囲いを最優先で整える美濃囲いなど簡単な形をまず覚える
戦法を1つに絞って極める四間飛車などシンプルな戦法を繰り返す
AIの棋譜分析で反省・改善する毎局振り返り、悪手を次に活かす

この3つを続けるだけで、初心者の壁を越えていけるでしょう。

次は実戦でどんどん試して、勝率アップを目指してください。

まとめ|将棋ウォーズで上達するために

将棋ウォーズは、初心者から上級者まで多くの人が楽しめる将棋アプリです。

短時間で対局が終わるスピード感と、AIの分析機能が特徴で、楽しみながら上達できる環境が整っています。

しかし、何となく指しているだけではなかなか勝てるようにはなりません。

ここまで紹介してきた戦法やコツを意識することで、確実にレベルアップできます。

将棋ウォーズの特性を理解する

ウォーズは3分切れ負けや10秒将棋が中心のため、通常の将棋と違い、短時間での判断力が求められます。

そのため、守りに徹して長期戦を狙う戦法より、ある程度リスクを取ってでも攻めていく戦法の方が有利です。

囲いを簡単に作りつつ、素早く攻めに転じられる四間飛車や右四間飛車、中飛車といった戦法は特におすすめです。

また、短時間対局に慣れると、通常の将棋の持ち時間でも判断力がついてくるため、ウォーズを練習の場として活用するのも有効です。

初心者が陥りがちな失敗

初心者の多くは、次のような間違いを繰り返しがちです。

  • 囲いを作る前に攻めて玉頭を突破される
  • 戦法を決めずに毎局違う指し方をする
  • AIの分析を見ずに次の対局に進む
  • 相手のうざい戦法にイライラして冷静さを失う

これらのミスを防ぐだけで、勝率は上がります。

防ぐための意識

  • まずは玉を安全な位置に置く
  • 得意戦法を決めて形を体で覚える
  • 対局後は必ず復習する
  • うざい戦法も対策を知っていれば怖くない

知っているだけで有利になる戦法知識

ウォーズでよく見かける戦法や、初心者がよく負けるうざい戦法の特徴を覚えておくと、有利に進められます。

初心者におすすめの戦法

  • 中飛車左穴熊
  • 右四間飛車
  • 四間飛車ミレニアム
  • 藤井システム
  • 対エルモ囲い急戦

うざい戦法の対策

  • 鬼殺しは角道を開けて迎撃
  • 筋違い角は銀や歩で角を追い出す
  • ゴリゴリ金は逆側からカウンター
  • 風車は飛車の利きを消して冷静に攻める

これだけ覚えておくだけでも、相手の狙いに気づきやすくなります。

上達のための練習法

将棋は、一朝一夕に強くなれるものではありません。

しかし、毎局を大切にして改善を積み重ねれば、必ず実力がつきます。

練習のコツ

  • 戦法は1つに絞って100局は使い込む
  • 対局後に必ずAIの形勢判断を確認する
  • 囲いと攻め筋をセットで覚える
  • 早指しに慣れるまで時間を意識する

特にAI分析を活用して、「どの手が悪かったか」を確認するだけで、弱点を効率的に克服できます。

将棋ウォーズを楽しみながら続けよう

将棋は本来、とても楽しいゲームです。

勝つことばかりにこだわりすぎず、毎局新しい気づきを得るつもりで取り組むと、上達も早いですし長く楽しめます。

ウォーズは対局後の振り返りがしやすく、プレイヤーも多いのでいろいろな戦法に触れられます。

楽しみながら練習して、少しずつでも強くなれれば、それが一番です。

最後に、初心者がウォーズで上達するためのポイントを簡単にまとめます。

ポイント内容
短時間対局に合った戦法を選ぶ四間飛車や右四間飛車など速攻型がおすすめ
玉を守る意識を持つ美濃囲いや舟囲いなど簡単な囲いで十分
戦法を1つに決めて極める同じ戦法を繰り返すことで形が身につく
AI分析を活用する毎局復習して悪手を減らしていく
うざい戦法の特徴と対策を覚える鬼殺しや筋違い角などに冷静に対応する

この5つを意識するだけで、勝率は着実に上がります。

将棋ウォーズは練習にもぴったりなアプリです。この記事を参考に、自分に合った戦法で、楽しく勝てる将棋を指してください。

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